メイクアップアーティスト mimoza8 代表
「まことの美しさを、思い出してほしい」
そんな願いを胸に、メイクという“現代の魔法”を使って人を目覚めさせる存在。
それが、メイクアップアーティスト・鹿倉由希江さんです。
彼女の話は、ちょっと不思議で、壮大で、そして深くて、面白い。
山梨の山奥で育ち、風を読み、空と話し、熊を避け、薬草を煎じ。
小学生時代の愛読書は『古今和歌集』という少女が、
やがて「美しさを通して、人を守る」という使命に目覚めました。(目覚めたと言いましょうか、、元々、知っていたというか。)
実は私(はちおうじ会議の中の人・猫熊田)も最初は、
「華やかだけど、とっても古風な面白い人だな〜。魂を込めてメイクするよなぁ〜」程度に思っていました。
ところがインタビューで出てきたのは、まるで古代の記憶を背負ったようなストーリー!
家系に受け継がれた“口伝(くでん)”という智慧。
人の魂を守るために行われていたメイクという儀式。
そして現代に生きる女性たちの「眠っている力」を呼び起こすため、
30年ものあいだ温め続けてきた思いを、今こそ解き放とうとしているのです。
それでいて、18歳のころにホームレス生活を経験。
「電話ボックスで寝てた頃もあるの〜!蛍光灯ってあったかいよね〜!
ダンボールとか新聞とか、手に入りやすかったから、時代に救われたよね〜!」と
ケラケラ笑う天真爛漫な一面も。
もうね、面白すぎるんです。
彼女はきっと、ただメイクをする人じゃありません。
日本人女性の「まことの美しさ」を思い出させるために、この時代に現れた“目覚まし役”。
「ねぇ、起きて!あなたは絶っっ対に美しいから!」
そう語りかける彼女のことばに、
ぜひ耳を傾けてみてください。
▼鹿倉由希江さん Instagram