もぐもぐランド代表
\農家のお嫁さんが挑戦中、新たな農業のカタチ/
捨てられる野菜を宝に変える六次産業で、八王子の農を未来へつなぐ
八王子の農業に新風を吹き込むのは、農家のお嫁さんでありながらITと販売スキルも駆使する小山律子さん。
・波瀾万丈な学生時代
高校時代にお父様を亡くされ、お母様に育てられた律子さんは大学時代にはバブル期の渋谷でまさに「庭を歩く」ように多くの経営者と交流を深めました。
「ひとりで飲みに行っては、たくさんご馳走してもらいました。食費は浮くし、楽しかった。朝まで飲むなんてしょっちゅうありましたね(笑)今は全く飲めませんが。」
ある日、仲良くなった大手旅行会社の社長に「手伝って」と声をかけられすぐさまOK。なんと「ハイヒールを履いてネパールへ行こう」という大胆な宣伝プロジェクトを担当することに!
Tシャツ広告を着て銀座を歩くモデルを、スマホもない時代に100人以上も集めました。
他にも、飛行機をチャーターしたり、熟練ツアーコンダクターに混じってお客様をエスコートし、未経験なのにお客様満足度ナンバーワンに選ばれるなど…波乱万丈な大学時代を過ごしました。
・百貨店勤務からシステムエンジニア、そして農家のお嫁さんへ
大学卒業後は西武百貨店に就職。その後システムエンジニアとしても活躍し、JAL(日本航空)の基幹システム構築に携わるなど、販売やIT業界でも力を発揮していた律子さん。
しかし縁あって八王子で農家のお嫁さんとなり、まさかの農業への道がスタート。
「にんじんに花が咲くなんて知らなかった!」と驚くこともあったそうですが、持ち前のチャレンジ精神で全力で農業に取り組んでいきました。
・地元の花屋や飲食店との連携
まずは、道の駅で売る花の栽培からスタート。「花は好きだけど、売るのも楽しい!」と感じた律子さんはTwitterで発信のチャレンジ。すると地元の花屋さんたちとつながり、「八王子花屋女子会」の立ち上げメンバーとしても活躍するように。
・「もぐもぐランド」で新しい加工品に挑戦
現在、律子さんは「もぐもぐランド」で農作物を活かした加工品作りにも挑戦中。特に人気商品となっているのが「太陽のオリーブオイル」。ハッピー太陽画家・小楠さんのイラストがパッケージに映えるこのオイルは、律子さんの地元愛が詰まった一品です。
「自宅で作ってみたらおいしかったのよ。
『ハッピー太陽の絵』なんて最高じゃん。
超かわいくてかっこいい、おしゃれなの、できちゃったのよ。」
豪快に笑う小山さん。
他にも、磯沼牧場とのコラボで生まれたハーブ入りチーズオイル「八王子のエーゲ海」も人気の一品です。
・ 律子さんが描く八王子の農業の未来
「農家さんって『作ること』がメインになりがちだけど、私は『売ること』も考えるのが好きなんです」と語る律子さん。ITスキルや販売力を駆使しながら、地元の花屋や飲食店と協力して新しい農業の在り方を模索しています。
「感謝しなきゃ、感謝しなきゃ、と特に意識はしていない。
ただ、目の前の人が嬉しそうにしている、それが私の幸せ。それだけなの」
と笑顔で話してくれました。
当日は、
「もぐもぐランドがどうしてできたのか?」
その詳しいお話しも伺いたいところです。
この「種から作って、育てて、加工する」という「六次産業」を通じて
「これからどうしていきたいのか」
「どんな思いがあるのか」など、
律子さんが描くイメージとユニークな挑戦に期待が膨らみます!
(…余談ですが、律子さんのどの時代について伺っても豪快な武勇伝が聴けるので、そちらも楽しみです!(笑))
▼もぐもぐランドアカウント
@mogumoguland.vege